• 管理費と修繕積立金を、それぞれいくら支払っていますか?
この質問に答えられないマンション住民(組合員)は、驚くほどに多いんです。
当社へ「管理費が高いので管理会社を見直したい」と相談に見える、見直し意識の高い理事長でさえも、この質問に答えられない方が多い。特に男性はこの傾向が強いです。


管理費削減と管理会社変更なぜか?

管理費と修繕積立金は、合算して金融機関の口座から自動引落されるからです。

つまり、ほとんどの組合員は、管理費と修繕積立金を支払っている感覚がありません。

自分の家計や財布の中身にはシビアにチェックできる人が、毎月20,000円以上もの管理費・修繕積立金の内訳や使途を知らないのです。 

この「管理費を支払っている感」のないマンション住民が多ければ多いほど、割高な管理委託費を払っている可能性が高い、といえます。

  • 「管理費の支払い感覚がない」管理組合は、常に30%割高なコストを負担している
家計に例えれば一目瞭然です。
管理費=マンション管理に必要な日々のランニングコストです。
この、ランニングコストである管理費をいくら支払っているかがわからなければ、管理組合全体で管理費がいくら集まっているのかも当然わかりません。

管理費が管理組合全体で毎月いくら集まっているか、つまり収入がいくらかがわからなければ、いくら支払っているか、つまりランニングコストもわからないでしょう。

支出(ランニングコスト)の総額がわからない、ということは、

管理会社へ支払う管理委託費をいくら支払っているのか?
管理員や清掃員の費用はどこから出ているの?
エレベーターや機械式駐車設備の保守料は?
廊下や階段の電灯の電気代は?
SECOMやALSOKの警備料は?


これら、あなたを含むマンション組合員から徴収した管理費がどう使われているかが、全く見えない状況になってしまいます。

管理費の支払い感覚がない、ということは、毎月の支払が割高なのか割安なのかもわかりません。

世のほとんどの管理会社は、新築時に設定した管理サービスの対価を「オープン価格」で、住民側が誰も吟味することなく、定価で買っています。

つまり、通常購入できる管理サービス料の30%増しで管理サービスを買っている可能性が高い、ということです。

30%割高な管理委託費でも平気、ということです。

  • 30%割高な管理費を負担するマンションは、将来貯蓄を30%減らしている
仮にあなたのお部屋の管理費が12,000円/月額 として、30%削減できるとすると、

12,000円✕0.3=3,600円/月額 が減額できる(貯金になる)ことになります。

3,600円✕12ヶ月=43,200円/年間 です。

仮に35年の住宅ローンを組んでいたとして、35年間毎月削減したとすると、

43,200円✕35年=1,512,000円/35年 です。

仮に50世帯のマンションであれば、全体で75,600,000円! の削減!(貯蓄)


大規模修繕工事1回分がタダになり、お釣りが来る計算です。



少しずつ、「このままではもったいない」ことに気付きつつありますでしょうか?
無関心でいることが、いかにに損かが伝われば嬉しいです。

修繕積立金(将来貯蓄)については別のコラムで書きますね。


深山 州(みやま しゅう)
(㈱クローバーコミュニティ:共同代表)

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