マンション管理会社の中間マージン
当社の共同代表である松原は、グループ会社であり当社の理念のおおもとを創った㈱クローバー管理(福岡)の代表でもあります。

今日は、そのクローバー管理で実際にあった、笑えそうで笑えない話。



同社が福岡県内のある管理組合からお問い合わせを頂き、複数の管理会社から同社を選定していただき、無事に管理会社変更(リプレイス)を行ったマンションで、こんなことがありました。


当時の管理会社は、週刊誌や業界新聞で『マンション管理会社ランキング』のトップ5に入る、大手分譲系の管理会社。


その大手管理会社のフロント担当者の対応の悪さや、この管理会社が提案してくる修繕工事の見積もりがいつも高く、自社のものしか持ってこないことから不信感が募り、最終的に『中間マージンを取らない』というクローバー管理へ変更していただきました。


管理会社の変更が総会で決議され、この管理会社に管理組合から解約通知を出して、3ヶ月間の引き継ぎは滞りなく進みました。



そして引き継ぎ最終日。

この大手管理会社のフロント担当者とクローバー管理の担当者、そして代表の松原が立ち会いのもと、書類関係や共用部分の鍵、エレベーターや機械警備の装置の入れ替えなど、最後の確認を行い、無事に引き継ぎは終了。

引き継ぎを終えた大手管理会社の担当者が帰ってゆきます。



いよいよ今日からクローバー管理による管理業務がスタート。
そのスタートを前に、クローバーの社員と理事長とで管理事務室へ行き、書類の整理を行っていた時です。



書類の束から、何やら見慣れない書類が出てきました。
表のようになっていて、細かい数字が書かれています。



よくよくその書類を見てみると、、、



なんと、、、




修繕工事の工種ごとに設定された『中間マージン(リベート)率の一覧表』だったのです!!!


工事業者から取り寄せた修繕工事見積金額(いわゆる原価)が100に対し、この管理会社がお客様である管理組合へ提案する見積金額(売値ですね)は、◯◯工事が130、△△工事が135、□□工事が140、、、


工種ごとにかなり細かく設定されていました。


『中間マージン(リベート)率の一覧表』

つまり、修繕工事では◯◯%の利益を乘せて売って来るように、、、という会社としての意思が、そこにはっきりとありました。


会社として作っているようなオフィシャル性が読み取れる書面です。



『これを見た理事長も私達も、呆れてものが言えなかった。これが大手管理会社のやることか、と』
松原が言っています。

このような書類を置いていく担当者も相当なドジですが、そもそもそのような仕組みであったことに、ただ呆れるしかない、という感想でした。




私たちクローバーグループは、その理念に
  • ガラス張りの提案で中間コストを排除します。 


と謳い、その行動規範に、
  • 中間マージンを排除した透明で健全な提案を行います。

と宣言しています。


当社は完全に中間マージンやリベート(バックマージン)は一切排除していますが、別に他社にそれを強要するつもりはありません。管理組合と工事業者の間に入る管理会社として、毎月もらっている管理委託費(事務管理業務費)の額以上のオーバーサービスをするなら、ちゃんとマージンをもらっても良いと思っています。


しかし、管理組合と工事業者との間に入る管理会社が行う業務は、工事日程の調整やお知らせ掲示物の貼り出し、工事業者からの報告書の取次ぎ、工事費の支払い手続き程度であり、当社から言わせれば『毎月頂いている管理委託費(事務管理業務費)の範囲で十分に対応できるボリューム』です。


それなのに、ただでさえ割高な管理委託費を請求しておきながら、別途修繕工事費の20%~を裏で取るのは許されません。背任罪と同等の対応です。


こんなことを平気でしているから、小規模マンションの修繕積立金を圧迫し、値上げをしなければならなくなるのです。
マンション管理業界の地位が向上しないのです。



本当に情けない。
笑えるようで、笑えない話でした。



深山 州(みやま しゅう)
(㈱クローバーコミュニティ:共同代表)

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