先日、マンション管理や修繕の相談にこられた、都内の小規模マンション管理組合の理事長との会話。


※前回記事:今の管理会社から「大規模修繕工事は今でしょ!」と(1)はこちら!


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私:(管理会社に)長期修繕計画を見せられて「計画通りに進めなければならない」って思ってしまったのですね。そうですよね、素人の方がプロにそう言われたら信じたくなりますよね。

理事長:でも、修繕積立金が1,000万円しかなく、借入しないと工事ができないし、借入ができたとしても、修繕積立金を2倍以上に値上げしないと借金が返せなくなるし、、、で、なんとなく釈然としなくて、ネットで検索していたらいろいろと情報がでてきて「おかしいな」と思いました。

私:そもそも長期修繕計画っていうのは、マンションの建物や設備を、だいたい何年ごとにいくら位かけて修繕すれば良いかの『想定・目安表』なんです。
そして、その想定・目安から逆算して、所有者の皆さんが毎月支払っている修繕積立金がこのままで足りるのか?足りなくなるなら「何年後に」「いくら位」不足するのか?将来足りなくなる修繕積立金を今からどうやって用意するか?を考えるためのシミュレーションなんです。

理事長:なるほど。

私:そうです、あくまで『修繕積立金をどうするか?』のプランなんです。ですので、他の管理会社は「長期修繕計画」って言ってますけど、私は「長期修繕『積立金』計画」と説明しているんです。

理事長:なるほどね、修全積立金のマネープランなんですね。

私:そうなんです。

理事長:ということは、、、今の管理会社は、「長期修繕計画上、築12年目に大規模修繕工事が必要で、この時点で修繕積立金が足りないので、2,000万円借り入れしなければならない」というマネープランを作ってきた、ということですね。

私:そうです。

理事長:そうなると、2,000万円まで必要かは別としても、借り入れをして大規模修繕をやらなければならない、ということしょうかね?

私:それはあくまで「本当に12年目に」「3,000万円かけて」工事をする必要がある場合の話しです。では次に「大規模修繕工事が12年目に必要か?」について考えてみましょう。

(3)に続く


※前回記事:今の管理会社から「大規模修繕工事は今でしょ!」と(1)はこちら!


深山 州(みやま しゅう)
(㈱クローバーコミュニティ:共同代表)

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