都会のマンションに共通『駐輪場に自転車が溢れる問題』

日常的な課題の一つとして
『駐輪場に自転車が溢れている』『空きが無くて困っている』

というのがあります。

自転車は、電動自転車や高級自転車を除き、もはや消耗品扱い・使い捨ての時代。
子ども用自転車は子供の成長とともに使われなくなり、大人用自転車もだんだんと使われなくなり、埃をかぶったり錆びついたり、タイヤから空気が抜けたりして、ますます使わなくなります。

僕が数多くのマンションの駐輪場を調べた感じでは『不使用自転車 20%の法則』つまり、駐輪場に置いてある自転車の最低20%が使われていない、これが当てはまります。
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使われない自転車が増える駐輪場は『窓割れ理論』のようにますます未使用自転車を増やし、ガラクタ置場のような様相を呈するところも少なくありません。

管理組合の多くが、駐輪場使用料を月額100円~500円位(または無料)と安く設定していて、管理費や修繕積立金などと一緒に口座振替で自動的に引き落とされるために、駐輪場使用者のほとんどが、使用料を支払っている感覚がありません。


マネジメントのできていない多くの管理会社(フロント担当者)は、理事会から『駐輪場をなんとかして欲しい』『普段は何を管理しているの?』と指摘され、慌てて対策を講じます。

フロント担当者の多くは『使われていなそうな自転車に警告を貼って』『自分で処分するように促されて』『一定期間経っても名乗り出なかったら強制的に撤去(処分)する』という方法を提案します。

それは間違っていません。でも、自転車所有者に『確かに自分が悪いけれど、管理組合(管理会社)に追い立てられて、無理やり捨てられた気分だ』とネガティブに捉えられるよりも、できれば自身の意思で処分に協力してもらいたいものですよね。

(続く)


深山 州(みやま しゅう)
(㈱クローバーコミュニティ:共同代表)
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