管理組合の理事に指名される
松原清植 クローバー管理
 
さて、結婚を機にマンションを購入した私は、区分所有者の一人として管理組合に入りました。しかし、当初から意識の高い組合員ではありませんでした。むしろ、ほとんど関心がなかったというのが正直なところです。

不動産業界に育てられた私ですが、それまでずっと営業畑を歩いてきたため、管理会社との接点はほとんどありませんでした。もちろん、自分たちのマンションを管理してもらうグループ会社だという認識はありましたが、販売と管理とでは全く畑違いだったのです。

マンションに住み始めても、グループ会社が管理しているというだけで安心していて、それ以上のことは考えていませんでした。

数年間は、特にこれといった問題もないまま経過しました。正確には、「問題はあったはずだが、それに気づくことなく数年経った」と言ったほうが適切でしょう。


しかし、そんな私の考えを一変させる事態が起こりました。
管理組合の理事(役員)になってほしいと、管理会社から打診を受けたのです。

 

一般的にマンションの管理組合では、住民は世帯ごとの輪番制、つまり持ち回りで理事会の役員を務めることになっています。私のマンションでも輪番制で役員が決まっていて、私にもその順番が回ってきたのです。

管理組合の集まりには、組合員全員が参加する総会と、役員による理事会があります。みんなでマンションを管理していくと言っても、日常、具体的なことの相談や管理会社との折衝などその運営は理事会が担うわけです。

管理組合の意思決定機関は総会ですから、理事会の役員は期ごとに総会で選任されます。これは一種のボランティアですから、普段勤めに出ている住民にとってはかなり負担になります。
自ら進んで役員を引き受けるのは、比較的時間が自由になる自営業の人とか、定年を迎えて時間ができた人などが多いものです。


子育て中の若い世代には特に敬遠されがちで、これから子どもを授かり、家庭を築こうとしていた当時の私も、正直に言えば引き受けたくありませんでした。

しかし、妻と話をしたところ、


「あなたの会社のマンションなんだから、やるしかないでしょ」
と言われたのです。


「よし、それならやってやろう!」
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私は、妻に背中を押されて前向きに考えることにしました。


マンション販売を生業としている自分にとって、ここに住んでいる人たちは自社のお客様でもあります。グループ会社の社員として、管理会社のサービス向上に及ばずながら協力しようという意欲も膨らんできました。


(続)

ーーーゼロからの挑戦(幻冬舎)よりーーーーーー 


「ゼロからの挑戦」(幻冬舎:2017年11月発売)より抜粋

松原 清植(まつばら せいしょく)
(㈱クローバーコミュニティ:共同代表)
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